受付職の面接に適した服装・髪・メイクなど身だしなみのマナー

受付職の面接に適した服装・髪・メイクなど身だしなみのマナー
 

受付の面接には、どのような服で行けばいいのか悩む人も多いと思います。また、服以外にも髪型やメイクなどの身だしなみも気をつけなくてはいけないため、面接前にしっかりと準備をしておくことが大切です。
今回は、受付の面接に適した身だしなみのマナーを解説します。

 

 
 

1、受付職の面接で見ていること

受付職の面接で見ていること
 

コミュニケーション能力

受付の仕事は来訪者対応をする上で、コミュニケーション能力が必要です。面接では、応募者の受け答えや話し方から、円滑なやりとりができるかをチェックされています。

 

一般常識やマナー

挨拶や言葉遣いなど、社会人としての常識やマナーがあるかも見られるポイントです。特に受付の仕事は企業や店の顔となる存在のため、常識的な言動ができるかをチェックされています。面接会場に着いた段階から、見られている意識を持つことが大切です。

 

身だしなみ

受付は人に不快感を与えることのないよう、清潔感のある身だしなみを心がけなくてはいけません。面接では、服装や髪型なども見られているため、実際に受付として働く姿を想定した身だしなみを意識しましょう。

 
 

2、身だしなみのOKとNG

OK NG
服装 スーツ、オフィスカジュアル向けの服、ベーシックカラーの服 派手な服、ブランドロゴが入った服、奇抜な服、露出が多い服
メイク ナチュラルメイク ノーメイク、濃いメイク
長い人は一つにまとめる、表情がわかる髪型、黒〜明るすぎない茶色(6〜7トーン) 金髪、派手な髪色、不衛生な髪型
ネイル ピンクやベージュ系、フレンチネイル、シンプルなデザイン 派手なデザイン、長すぎるネイル
アクセサリー シンプルなデザイン(なくても可) 派手なもの、大ぶりなデザイン、ハイブランドのもの
カラコン なし(ナチュラルならOK) 個性的な色

 
 

3、好印象な服装選びのポイント

清潔感を重視する

面接では、白のシャツやブラウス、黒やネイビーのパンツなどの清潔感のある服を選びましょう。また、シワや汚れがあると印象が悪くなるため、服の状態をチェックしてから着るようにしましょう。
露出の高い服やカジュアルすぎる服では清潔さを感じられないため、受付の仕事にふさわしい服を選ぶことがポイントです。

 

応募先のイメージにマッチする服装

面接官に好感を持ってもらうためには、応募先の社風や職場の雰囲気に合った服装が好ましいです。面接前に応募先のリサーチを行い、どのような服装が適しているかを把握した上で、スタイリングを考えましょう。

 
 

4、注意したい小物選び

アクセサリー

アクセサリーをつける場合は、主張が激しくないシンプルなデザインを選びましょう。存在感のあるデザインやアクセサリーの重ね付けなどは、面接にふさわしくないため注意が必要です。

 

面接の靴は、黒のパンプスが適しています。ヒールの高さは3〜5cmくらいで、シンプルなデザインのものを選びましょう。面接では、ブーツやサンダルはNGです。

 

コート

面接を受ける際には、コートを脱ぐのがマナーです。面接会場に入る前にコートを脱いで、手に持った状態で入室しましょう。

 

バッグ

面接に適しているバッグは、履歴書が折らずに入るA4サイズがおすすめです。面接中は床に置くことが多いため、自立するタイプのバッグが適しています。

 
 

5、面接時のメイクのポイント

ナチュラルメイク

面接では、服装と同様にメイクも清潔感を意識する必要があります。濃いメイクや派手なメイクは避け、ナチュラルに仕上げることを意識しましょう。
チークやリップなどで血色感を出し、健康的に見えるメイクが理想です。

 

ノーメイクはNG

面接はビジネスシーンであるため、ノーメイクだと印象が悪くなってしまいます。特に受付の仕事は、身だしなみを整えて常に見られている意識を持たなくてはいけないため、メイクをすることは働く上でのマナーです。

 
 

6、面接時の髪型のポイント

顔の印象がわかる髪型

面接官は応募者の表情をチェックしているため、顔の印象がわかる髪型にしなくてはいけません。髪が長い人は一つにまとめると、スッキリとした印象になり清潔感もアップします。
髪がパサついているとだらしない印象になるため、ヘアオイルやスプレーなどを使って仕上げましょう。

 

髪色は6〜7トーン

受付の仕事は髪色の規定があることも多いため、明るすぎる髪色や金髪の人は面接前に染め直した方がよいでしょう。髪色は、6〜7トーンくらいの明るさが理想です。
また、根元が伸びていると清潔感に欠けるため、面接前には美容院に行って髪のケアをしておきましょう。

 
 

7、面接時のネイルのポイント

シンプルなデザイン

ネイルは、薄めのピンクやベージュなどのナチュラルなカラーが適しています。ストーンやアートも派手すぎなければOKですが、応募先の企業によっては規定が設けられていることもあるため、極力シンプルなデザインを心がけましょう。

 

爪のケアだけでもOK

面接時のネイルは、ネイルオイルやハンドクリームを塗って、爪のケアをしてあるだけでも十分です。そのため、面接の前にわざわざネイルサロンに行く必要はありません。

 
 

8、面接前に準備をしておくこと

受付職の面接前に準備をしておくこと
 

履歴書、職務経歴書

面接で必要になる履歴書や職務経歴書は、早めに準備しておきましょう。応募先にアピールできる志望動機や自己PRを考えるためには、下調べや自己分析を行う必要があります。
事前準備を含めると時間が必要になるため、応募をする段階から取りかかると安心です。

 

面接日時や場所の確認

面接前には、面接の日時や場所を確認しておきましょう。応募先から伝えられた日程や時間を、聞き間違えたり見間違えたりしていないかを確認し、連絡先や採用担当者名も控えておくと安心です。
また、面接場所への行き方や公共交通機関の時間も調べておきましょう。面接時間の5〜10分前に到着できるように、余裕を持った時間管理が大切です。

 

面接のシミュレーション

面接を受ける前には、必ず受け答えのシミュレーションをしましょう。面接で聞かれそうな質問に対する回答を練習しておくと、本番は落ち着いて臨むことができます。
また、応募者から面接官に質問ができる逆質問も、いくつか考えておくと安心です。

 

受付の面接でよく聞かれる質問例

・「志望動機を教えてください」
・「自己PRをしてください」
・「接客経験はありますか?」
・「キャリアプランや将来の目標はありますか?」
・「転職を決めた理由は何ですか?」
・「長所と短所を教えてください」

 

受付の面接で好印象を与える逆質問例

・「受付の仕事で重視されるスキルは何ですか?」
・「1日の業務の流れを教えてください」
・「平均対応数や忙しい時間帯を教えてください」
・「受付業務以外にどのような仕事がありますか?」
・「キャリアアップのためにはどのようなスキルや経験が求められますか?」

 
 

9、まとめ

受付職の面接に適した服装・髪・メイクなど身だしなみのマナー
 

受付の面接では、清潔感のある身だしなみを心がけることが大切です。実際に働くことを想定するとどのような身だしなみが適切なのかが、イメージしやすいと思います。
受付の面接を控えている人は、ぜひご参考にしてみてくださいね。