受付未経験でも転職できる?有利な経験や選考時のアピール例

受付未経験でも転職できる?有利な経験や選考時のアピール例
大きなオフィスビルや商業施設、エステサロンや車のショールームなどでよく見かける受付のお仕事は、未経験でも挑戦ができるのでしょうか?これから受付の仕事へ転職を考えている人にとっては気になる点ですよね。
そこで受付未経験でも面接でアピールすると有利な経験や業種、アピール例についてご紹介したいと思います。

 

 

1、未経験でも転職することはできる?

未経験でも可能

受付は未経験者でも働ける職種と言えるでしょう。受付の仕事内容は、企業や店の受付として来客者の応対や事務作業が中心となるため、基本的なコミュニケーションスキルや簡単なパソコンスキルがあれば勤務することができます。
勤務する職場のジャンルによっては、やや専門的な知識を身に付けることが求められたり語学力や高い接遇マナーが必要となることもありますが、一般的には経験がなくても挑戦しやすい仕事と言えるでしょう。

 
 

2、転職に有利な経験や業種は?

受付未経験でも転職できる?有利な経験や選考時のアピール例
 

事務職や接客経験

もし受付の仕事の経験はなくても、前職やアルバイトで事務職や接客業の経験があれば有利となるでしょう。これらの仕事で培ったスキルは、受付でも役立てることができるからです。
事務職ではWordやExcelを使用した資料作成やデータ管理、電話応対や雑務などの業務を行ってきたと思いますが、その経験は受付でも活かすことができます。
また接客業なら働きながら習得したであろうお客様へのサービスや接客マナー、言葉遣いや礼儀などは受付で働く上でも必要とされることです。
面接の際には、自分が経験してきたことをどのように受付の仕事へ活かすことができるか?という点を具体的に伝えることで、採用にも繋がりやすくなるでしょう。

 
 

3、転職でのアピール例

例①
「前職はレストランで2年間勤務をしていました。地元にある小さなレストランでしたが、地元の方以外にも観光客の方が来店されるなど、柔軟な対応が求められる環境でした。
一つ自分の中で印象に残っている出来事は、ビュッフェ形式のレストランだったのですがごく一般的なメニューしか揃っていなかったことに違和感を感じていました。そこで、せっかく観光で来られているお客様のためにも、ご当地の食材を使ったメニューを取り入れることを提案したところ、その意見を採用してもらうことができ、充実したビュッフェを提供することができました。
そのことから働く以上受け身の姿勢でいるのではなく自ら考えて行動する大切さを学べたので、受付でもその部分を活かして、ホスピタリティの心を持って勤務したいと考えております。」
 
例②
「私は学生の頃にアパレルショップでアルバイトをしていた経験があります。学業との両立でしたので週に3日ほどの勤務でしたが、お客様に接客をして服を売ることにやりがいを持って働くことができました。
御社では総合受付ということで1日にたくさんの方が来社されると伺っております。受付には販売業務はありませんが、アパレル店員として身に付いたコミュニケーション能力を存分に発揮して、笑顔でおもてなしができる受付を目指したいと思っています。」
 
例③
「以前に事務の仕事をしていた経験があります。タイピングスピードの速さを褒められることが多かったので、書類作成などは得意な方でした。また住宅メーカーの勤務でしたので営業のアシスタント業務を行うことも多々あり、外回りに同行することもありました。
受付は未経験ですが、最低限のビジネスマナーや社会人としてのスキルは身に付けているつもりです。ハイクラス層のお客様も多く来店される御社の受付として、責任感のある対応と事務作業を含めた幅広い活躍ができるよう努めたいと思っております。」

 
 

4、まとめ

受付未経験でも転職できる?有利な経験や選考時のアピール例
受付の仕事を経験していなくても、今まで自分がしてきた仕事や培ってきた経験を、具体的なエピソードや自分の強みなどを交えて伝えることが大切です。
そのためには受付にはどのような部分が活かせるかを見つけ、仕事への理解や熱意を感じ取ってもらえるようなアピールをしましょう。