学生必見！ジムやサロンなど憧れの業界での受付アルバイトのメリット・デメリット
受付事務のお仕事と聞くとオフィスビルで働くイメージを持つ人が多いと思いますが、実は受付事務には様々な種類があることを知っていましたか？ひとくちに受付といっても業種が異なれば、仕事内容や身に付くスキル、働き方などにも違いがあります。
ここでは学生にオススメの受付事務のお仕事についてご紹介したいと思います。
１、受付事務は学生でもできる？
そもそも受付事務に特別なスキルや資格は求められません。業種によっては語学力や専門的な知識がある方が有利になる場合もありますが、多くの受付事務は未経験でもスタートできることが多いでしょう。
そのため社会人経験のない学生でも採用を行なっているところはあるので、ビジネスマナーが身に付く受付事務のお仕事は自分自身の経験値を高めることにもつながるでしょう。
またサービス業の受付事務であれば、シフトの融通がきくことも魅力的です。学校が終わってから数時間程度働いたり、土日だけ勤務することも可能でしょう。
２、学生にオススメの受付業種
エステサロン
学生にはサービス業の受付事務がオススメですが、具体的にはどのような種類があるのでしょうか？
まずはエステサロンがあります。学生にとってエステサロンは敷居が高い存在と感じるかもしれませんが、脱毛サロンであれば利用した経験がある人も多いと思うのでイメージがしやすいですよね。そのようなサロンで予約の確認や案内をする受付は、未経験でも始めやすく学生にもピッタリのお仕事です。
エステサロンではお客様対応が基本となるため、エステに関する知識や技術がなくても働けます。予約の確認や電話応対、PC入力などの簡単な事務作業を行い、明るく笑顔で対応することが求められます。
サロンによってはエステティシャンのサポートや施術のお手伝いを任されることもあるようなので、エステ業界に携わってみたい人にも向いています。
美容院
同じく美容業界の受付で学生が働きやすいのが美容院です。個人の美容院の場合は、美容師が受付や会計を行うこともありますが、大型店やチェーン展開している美容院なら受付スタッフを募集していることも多いでしょう。レセプショニストと呼ばれることもあります。
美容院の受付は来店されたお客様の対応や電話応対、会計が中心となりますが、ネット予約のニーズも高いためパソコンの作業も行う必要があります。予約の受付は、担当の美容師の予定や空き状況に基づいて組まないといけないため、スケジューリング能力が身に付くでしょう。
受付の仕事を通して接客スキルが学べるほかにも、電話の応対や社会人としてのマナーも身に付くため、学生のアルバイトとして多くのことを習得できるでしょう。
ジム
スポーツジムやフィットネスクラブなどのジムの受付も、学生に人気のアルバイトです。ジムの受付の仕事内容は、会員のお客様の受付や簡単な説明、新規のお客様には入会の手続きや施設案内などを行います。また衛生面での配慮も求められるため館内の清掃業務や、データ入力などのPC作業もあるでしょう。
近年、健康志向の高まりで老若男女問わず体を鍛える人が増加しているため、ジムの数も多くなってきています。そのため受付の求人も増えてきているため、今まさに狙い目の業種といえるでしょう。シフトの融通がききやすく、インストラクターのような専門性は求められないため、学生にもチャレンジしやすいのではないでしょうか。
クリニック
美容皮膚科や歯科医院などの受付を経験しておくと将来的にも役立ちます。クリニックの受付は保険の知識やレセコンと呼ばれる医療機関で使用されるパソコンの使い方などを学べるため、他の業種とはまた違ったスキルが身に付くでしょう。
医療事務の経験があれば今後の仕事探しの際にも有利になったり、結婚してパートをする時にも活かすことができます。
クリニックは午前診療と午後診療に分けられているところが多く、時間の都合をつけやすいため、学業との両立もしやすいでしょう。クリニックはどこにでもあるため、自宅や学校の近くで職場を見つけやすいもの利点です。
３、受付事務は就活に活かせる？
受付事務で習得できることは「ビジネスマナー」「PCスキル」「コミュニケーション能力」などが身に付きます。これらはどの業界においても必要不可欠なスキルのため、就活の際の十分なアピール材料となるでしょう。
受付アルバイトを通してどんなことを学び、どのような部分で貢献できるかを、具体的なエピソードや明確な目標を交えながら伝えるようにすることが採用につながるポイントです。
4、受付事務でのアルバイトのメリット・デメリット
＜メリット＞
臨機応変な対応力が身に付く
受付事務のお仕事は”ただ笑顔で対応すればよい”という印象を抱きがちですが、様々なアクシデントや急な要求にも対応する力が必要となります。また事務作業を進めたい時にお客様対応をしなくてはいけない状況になったり、電話が立て続けに鳴って業務が思うようにはかどらないといった、受付事務ならではの忙しさもあります。
そのため受付事務として働くと、臨機応変な対応力が身に付くでしょう。タスクを効率よくこなす力や、お客様へ柔軟に対応する力を備えることができるため、受付事務の経験は自分にとってメリットとなる部分が多いでしょう。
ビジネスマナーを学べる
ビジネスマナーとは社会人として身に付けておきたい最低限のマナーのことを意味しますが、受付事務はこのビジネスマナーを学ぶにはうってつけのお仕事です。
学生という立場上アルバイトという雇用形態にはなりますが、仕事をする時は社会人としての振る舞いを意識しなくてはいけません。
ビジネスマナーの基本は、挨拶や敬語の使い方、遅刻や無断欠勤をしないといったごく当たり前のことから、身だしなみ、電話応対、最低限のPCスキル、勤務態度などがあります。受付事務はその企業や店の「顔」というポジションになるため、これらのビジネスマナーは働きながら自然と身に付いていくでしょう。
コミュニケーション能力が向上する
受付事務では一日に何十〜何百という数の人を対応することになるため、コミュニケーション能力が求められます。もともと人と接することが好きな人も、人見知りで人と話すことが苦手な人も、仕事でこれだけ多くの人と関わっていれば、コミュニケーション能力が向上するでしょう。
コミュニケーション能力が高いと、今後の人生にもプラスの影響をもたらしてくれます。仕事での人間関係はもちろん、プライベートの交友関係が広がったり公私ともに充実させることにもつながるでしょう。
＜デメリット＞
地味な作業も多い
受付事務は華やかで目立つ存在というイメージがありますよね。そのイメージ通り、メイクや髪型も整えて、清潔感のある明るい雰囲気を目指す必要があります。
ただ受付事務はそのような華やかな部分以外にも、地味な作業も多いのが現実。一般的な事務職のようなデータ入力や電話応対、掃除や備品管理など、細かな仕事も大切な業務です。
そのため受付事務の華やかさだけをイメージして働き始めると、地味な作業をすることに戸惑いを感じるかもしれません。
サービス業は土日出勤
企業受付のような業種なら土日休みになることが多いですが、サービス業の受付事務だと土日は出勤しなくてはいけません。学生なら休日を利用してアルバイトができることをメリットに感じる人もいるかもしれませんが、反対に土日に友達と遊んだり買い物に行くことが難しくなることも。
店側も土日に出勤できる人を優遇する傾向にあるので、可能な範囲で働けるように調整し、どうしても出勤できない場合は早めに伝えるようにして、アルバイトとプライベートを上手に両立させましょう。
5、まとめ
学生にオススメな受付事務のお仕事をご紹介しました。様々な業種で活躍ができる受付事務はアルバイトでもOKなところも多いので、学生でも憧れの受付事務を目指すことができます。
働きながらビジネスマナーやコミュニケーション能力を学び、同世代の仲間よりも一歩リードしたスキルや経験を身に付けてみてはいかがでしょうか？
