「オフィスの顔」と呼ばれることも多い受付のお仕事。来客者の対応を行う仕事柄、毎日数多くの人と接することが求められるため、身だしなみについては高い意識を持たなくてはいけません。
そんな受付はどのようなメイクを心がけるべきなのでしょうか?理想のメイクやお肌のケア事情について迫ってみました。
受付のメイクの基本はフルメイクをして華やかでありつつも、清潔感のある印象を与えること。ファンデーションで肌の色ムラや毛穴をカバーしたら、眉、アイメイク、リップなどのポイントメイクにいたるまで、しっかりメイクをする必要があるでしょう。受付をする企業のイメージに合わせることが第一ですが、オフィスメイクとしてきちんと感のあるメイクを心がけましょう。映えるようにするには眉はやや長めに描き、リップは発色の良いピンクや赤、コーラル系の色を使うと華やかさが増します。
また受付では制服を着用することが多いもの。シックな黒や企業のコンセプトカラーを表した制服など様々な色やデザインがあるでしょう。そのためメイクもそれらの制服にマッチする色使いを意識すると、まとまりのある好印象なメイクになります。
メイクは必須の受付のお仕事ですが、ふさわしくないメイクというのもあります。たとえばビビッドな色を使ったアイシャドウや濃すぎるチーク、ダマになったマスカラや太く長く引いたアイライン、テカテカしたグロスなどは、ただケバく見えてしまいます。またつけまつ毛をNGとしている企業もあるため、メイクに関するマニュアルや規定を事前に確認するようにしましょう。メイク崩れも印象を悪くしてしまうので、休憩時間にはお直しすることも必須です。
逆にノーメイクでも印象が良くありません。顔色や人相が悪く見えてしまうので、受付にとってメイクは一つのマナーといえるでしょう。
受付は室内で行うため、冷房などの空調による肌の乾燥を引き起こしやすくなります。また企業の玄関口となるため外気にさらされることも多く、何かと肌への刺激が増えると考えられます。
そのため日頃からスキンケアは丁寧に行う必要があるでしょう。保湿を重視したスキンケアを行い、日中も潤いのある肌をキープできるようにミスト化粧水などを用いて乾燥対策をすると良いでしょう。
肌荒れをするとファンデーションのノリが悪くなり、人前に出ることが億劫になります。そうすると仕事の質が低下したり、受付として最高のパフォーマンスができなくなってしまうため、メイクだけでなく毎日のスキンケアも徹底して行うようにしたいですね。
受付は愛想良く丁寧な対応をすることが求められますが、第一印象も重要です。メイクをはじめとする身なりに関しては、他の職業よりも高い意識を持つ必要があるでしょう。
オフィスの顔として恥じないような、清潔感のある好印象なメイクを心がけましょう。