受付面接では好感を持たれるように、服装や髪型を整えることを意識すると思いますが、ついうっかり見落としてしまうのが小物です。時計やアクセサリー、鞄や靴などの小物類は、どのようなものが適しているのでしょうか?小物まで手を抜かずに気を配ることは、採用につながる大きな一歩となります。
今回は受付面接で気を付けたい小物の選び方を解説します。
面接で小物選びを失敗してしまうと、印象が悪くなる可能性があります。「たったそれだけのことで?」と思うかもしれませんが、小物こそその人の本質や性格がかいまみえる部分でもあるからです。
たとえば身だしなみは完璧でも、靴がボロボロであれば面接官は「実はだらしない性格なのでは?」と不信感が募るはずです。一方、小物まで手を抜かず、面接という場にふさわしいものをチョイスしていれば、常識的な人と判断され、好感を持たれるでしょう。
時計はスマホで時間を確認するから不要だと思いがちですが、スマホを見る行為があまり良い印象を与えないため、できるだけ腕時計で時間を確認するようにしましょう。
面接にふさわしい腕時計は、フォーマルなタイプでシンプルなデザインが適しています。ビジネスシーンで使用しても違和感のない腕時計であれば問題ありません。派手なデザインや装飾のあるものは避けましょう。またハイブランドの腕時計も好ましくありません。
面接には履歴書が入るA4サイズの鞄が望ましいでしょう。そのほかにも筆記用具や書類、財布や手帳などを入れることを想定して、マチのある出し入れがしやすい鞄が適しています。女性の場合は肩からかけられるものが良いでしょう。
色はベーシックな黒がおすすめです。新卒の面接でなければ茶色やネイビーなども良いですが、できるだけシンプルな仕事で使えるタイプの鞄を選ぶようにしましょう。
靴は女性の場合は、3〜5cm程度のヒールが適しています。ピンヒールやハイヒールは避け、装飾のない黒のパンプスが面接にふさわしいでしょう。サンダルのような足が見えてしまうものはNGです。また新品の靴は靴擦れをする可能性もあるので、あらかじめ絆創膏を用意しておくか、ある程度履き慣らした靴の方が安心です。
靴は一番汚れや傷が目立ってしまう小物です。面接の前には靴の状態をチェックすることも忘れないようにしましょう。
面接でアクセサリーは付けなくても良いですが、もし付ける場合は小さめのデザインにしましょう。華やかなものや大ぶりなものは面接にはふさわしくありません。
またピアスは揺れるデザインもありますが、避けた方が無難です。指輪は結婚指輪くらいにしておく方が◎
受付面接の小物は、自分が社会人として働くことを想定してみると選びやすいでしょう。受付という仕事柄、派手すぎたり悪目立ちしてしまうと、「企業の顔」としてふさわしくないと判断されてしまいます。誰が見ても好感を持ってもらえるような身だしなみと小物選びをしたいですね。