美容室受付は、美容やオシャレが好きな人にぴったりの職種です。そんな美容室受付は毎日どんな仕事をしているのでしょうか?
美容室受付のルーティンワークをご紹介します。
ルーティンとは、「日常的に同じ作業や行動を繰り返す定型業務」を意味しています。ルーティンワークは決まったことを繰り返すため、誰が担当しても一定の品質を保つことができます。手順ややるべきことがマニュアル化されているので、効率よく時間が使えることがルーティンワークの特徴といえるでしょう。
美容室受付のルーティンワークは、主にお客様対応になります。予約をして来店されるお客様がほとんどなので、受付を行い席に案内します。
ほかには電話応対、メールの返信、予約管理、掃除、事務作業なども、美容室受付の業務です。
美容室受付ではお客様からクレームを受けることもあります。受付で起こりがちなことは、予約に関するミスです。予約時間を聞き間違えてしまったり担当美容師の施術時間が重なってしまうなど、お客様に迷惑がかかってしまうミスはクレームにつながります。
店側にミスがあった場合は、誠心誠意お詫びをして、同じことを繰り返さないように対策を行います。
ほかには「カラーの退色が早い」「思っていた髪型とは違う」「美容師の対応が良くない」など、受付が直接関わっていないことに対してのクレームを受けることもあります。受付は美容室の代表としてお客様対応をしなくてはいけないので、そのようなクレームにも丁寧に対応することが求められます。
<メリット>
業務をルーティン化してしまえば、誰が同じ作業をしても一定のサービスやクオリティを保つことが可能です。そうすると作業効率が上がるため、無駄な作業をなくすことができたり、業務をスピーディーに行うことができます。
ルーティンワークのある仕事は、その仕事の経験がない人でも始めやすいメリットがあります。技術や経験が求められる仕事では、未経験者にとってハンデとなる部分が多いですが、美容室受付のような業務がマニュアル化されている仕事では、未経験者でも始めやすいでしょう。
美容室受付はルーティンワークなので、基本的に残業が発生することもありません。またプライベートな時間に仕事のことを考えたり、家に持ち帰って仕事をする必要もないため、オンとオフをきっちりと分けることができます。
ルーティンワークはマニュアル化されていることが多いので、ミスが発生しにくいメリットがあります。人によって対応の方法が違ったり間違った案内をしてしまうとクレームにつながってしまいますが、ルーティンワークとして対応が統一されていれば、ミスが発生することも少なくなります。
<デメリット>
ルーティンワークは一度覚えてしまえば、同じ作業の繰り返しになるため、安定して働くことができます。ただそのようなルーティンワークを苦手とする人にとっては不向きかもしれません。
単調な作業が苦痛に感じたり、刺激のある仕事をしたいと考える人には、美容室受付のようなルーティンワークの仕事には向いていない可能性があります。
ルーティン化された作業はとても効率が良く、ミスも防ぐことができる反面、マンネリ化しやすいことがデメリットです。
変更するべき点やバージョンアップするべき点があったとしても、ルーティン化しているとその点に気付けなかったり、改善するまでに時間を要してしまいます。またマンネリ化することで、仕事へのモチベーションが上がらないといった問題が発生しやすくなります。
美容室受付のルーティンワークについてご紹介しました。ルーティンワークがあると仕事を効率よく進めることができ、また受付デビューをするような未経験者でも働きやすい環境です。
美容室受付は、カットモデルとして施術してもらうこともあるため、美意識を高めたい人にもおすすめですよ。