• 1、主婦ママが受付で働くメリット
• 2、主婦ママ歓迎企業の主な制度
• 3、主婦ママが働きやすい雇用形態
• 4、まとめ

１、主婦ママが受付で働くメリット

未経験、ブランクOKが多い

受付としての勤務経験がない人、また経験者でもブランクがある人だとしても採用を行なっているところは多くあります。そのため結婚や出産を機に仕事を辞め、新たに仕事を始めようとしている主婦やママにとって、受付のお仕事は挑戦しやすい職種といえるでしょう。

残業が少ない

受付の仕事は残業を命じられることは少なく、勤務時間を終えたらすぐに退社できることがメリットといえます。子どものお迎えや夜ごはんの支度などに忙しい主婦やママにとっては、残業の有無は働く上で気になる点ですよね。
ただお客様対応が求められる受付や病院や薬局などの医療系の受付の場合は、すべての対応が終わってからになることもあり、多少の残業が発生することもあるようです。その場合は、残業は避けたい旨を伝えておくか、どれくらいなら残業ができるかをあらかじめ決めておくことがトラブルなく働くポイントです。

シフトの融通がききやすい

働くママは子どもの行事や学校の振替休日など、それらを考慮したシフトを組んでもらうことが条件となります。また子どもの急な体調不良によって休まなくてはいけなくなるのもよくあること。そうなるとシフトの融通がきく仕事を望みますよね。
受付のお仕事は「週３日〜OK」「１５時まで」など主婦やママが働きやすいシフトを組んでくれることが多く、そのため家事や育児の合間に仕事をすることが可能となります。一般的に受付は少人数体制なのでなかなか休めない印象はありますが、主婦やママが活躍している職場であればお互いにフォローしあって働くことができるでしょう。

２、主婦ママ歓迎企業の主な制度

産休・育休制度

主婦やママが働きやすい職場であるかどうかを判断するなら、福利厚生をチェックしましょう。今はどんな企業でも取得ができるようになってはいますが、産休・育休制度があり、実際に取得をしている人がいるかどうかも調べておくと良いでしょう。
これらの制度は、産前産後の合計１４週間の休業が認められ、育休は最長２年間の取得が認められるようになっています。また企業によって独自の待遇を設けているところもあるため、主婦やママを歓迎している企業選びも肝心です。

時短勤務制度

子どもが小さいうちは時短勤務として働くことが無理なく両立させるポイント。早めに退社できれば子どものお迎えに行き、そこから家事をすることも可能です。
受付は業種によって勤務する時間帯に違いがあります。オフィスビルの受付なら朝早くから勤務することができますが、昼前にオープンするサロン受付なら勤務時間は午後が中心となるでしょう。
自分がどの時間帯にどれくらい勤務することができるかを、明確にしておくことが大切です。

３、主婦ママが働きやすい雇用形態

パート

結婚したり子育てをしている人にとって働きやすいのは、パートとして勤務することがオススメです。パートなら希望したシフトのみ出勤すれば良いので、週２でも週５でも自分の働きたい分だけ働くことができます。子どもの幼稚園や学校の予定に合わせてシフトを組んでもらえば良いので、仕事と育児の両立がしやすいでしょう。
ただ正社員のように月給制ではないので、しっかり稼ぎたい人には向いていません。またパートは扶養内の勤務におさえて働くことにも気を付けておきましょう。

派遣

受付の仕事の雇用形態は派遣が多く、派遣会社に登録をして派遣先となる企業や店に勤務するスタイルとなります。派遣は時給が高いことも魅力なので、もし受付のパートをしたいと考えているなら、派遣として働いた方が給料は高いかもしれません。
派遣でも主婦やママが働きやすい仕事を紹介してくれるので、事前の面談で希望を伝えるようにしましょう。
また派遣には紹介予定派遣というものがあり、これは派遣期間を終えたら直接雇用される予定になるので、いずれは正社員として働きたい人に向いています。無理のない範囲で、ライフスタイルに応じた働き方を見つけましょう。

4、まとめ

 
主婦やママになるとどうしても働き方に制限が生じたり、やりたい仕事ができない印象を持ってしまいますが、そんな女性を支援するべく、今は主婦やママでも働きやすい環境を整えた制度や取り組みをしている企業も増えてきています。
受付の仕事は未経験でも始めやすい職種だったり、また短時間の勤務であることも多く、まさに家事や子育てと両立するにはピッタリの仕事といえるでしょう。ぜひ自分らしく働ける場所を見つけてみてくださいね。