企業受付はルーティンワークが多い?その仕事内容とは?

企業受付はルーティンワークが多い?その仕事内容とは?
 
基本的に企業受付は、来訪者の対応や簡単な事務作業が中心のため、同じ業務の繰り返しです。これを「ルーティンワーク」と言いますが、ルーティンワークがある仕事はどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか?
企業受付のルーティンワークについて解説します。
 
 

 
 

1、企業受付のルーティンワーク内容

企業受付はルーティンワークが多い?その仕事内容とは?
 

ルーティンワークとは?

そもそもルーティンとは、「日常的に同じ作業や行動を繰り返す定型業務」を意味しています。ルーティンワークは決まったことを繰り返すため、誰が担当しても一定の品質を保つことができます。突発的な業務は発生しないため、一通りのルーティンワークを把握したら、安定して取り組むことができるのがメリットです。
手順ややるべきことがマニュアル化されているので、効率よく時間が使えることもルーティンワークの特徴といえるでしょう。
 

企業受付のルーティンワーク

企業受付では来訪者の対応を行います。アポを確認し担当者に取り次ぐまでが一連の流れです。来訪者対応以外には、電話対応、事務作業、会議室の予約や管理を行います。
企業受付の仕事はマニュアル化している場合が多いので、マニュアルに沿って対応をします。
企業受付では臨機応変な対応力が求められるものの、同じ業務の繰り返しがほとんどなのでルーティン化して取り組むことができる仕事内容といえるでしょう。
 
 

2、企業受付のイレギュラー対応

 

企業受付はルーティンワークが多い?その仕事内容とは?
 
企業受付では時にイレギュラーな対応をしなくてはいけないこともあります。アポのない来訪者の対応やクレーム対応など、通常とは異なる事態が発生した場合、戸惑ってしまうかもしれません。
ただ企業受付では、イレギュラー対応についてのマニュアルが完備されていることがほとんどです。落ち着いて対応することが求められます。
 
 

3、ルーティンワークのメリットとデメリット

 
企業受付はルーティンワークが多い?その仕事内容とは?
 

<メリット>
 

作業効率が上がる

業務をルーティン化してしまえば、誰が同じ作業をしても一定のサービスやクオリティを保つことが可能です。そうすると作業効率が上がるため、無駄な作業をなくすことができたり、業務をスピーディーに行うことができます。
 

未経験でも始めやすい

ルーティンワークのある仕事は、その仕事の経験がない人でも始めやすいメリットがあります。技術や経験が求められる仕事では、未経験者にとってハンデとなる部分が多いですが、企業受付のような業務がマニュアル化されている仕事では、未経験者でも始めやすいでしょう。
 

プライベートと両立がしやすい

企業受付はルーティンワークなので、基本的に残業が発生することはありません。またプライベートな時間に仕事のことを考えたり、家に持ち帰って仕事をする必要もないため、オンとオフをきっちりと分けることができます。
 

ミスが起こりにくい

ルーティンワークはマニュアル化されていることが多いので、ミスが発生しにくいメリットがあります。企業受付の場合、来訪者対応のマニュアルがなければ、人によって対応の方法が違ったり間違った案内をしてしまうことも。
そのような対応の違いはクレームにつながってしまいますが、ルーティンワークとして対応が統一されていれば、ミスが発生することも少なくなります。
 
 

<デメリット>
 

ルーティンワークが苦手な人には不向き

ルーティンワークは一度覚えてしまえば、同じ作業の繰り返しになるため、安定して働くことができます。ただそのようなルーティンワークを苦手とする人にとっては不向きかもしれません。
単調な作業が苦痛に感じたり、刺激のある仕事をしたいと考える人には、企業受付のようなルーティンワークの仕事には向いていない可能性があります。
 

ルーティンワークのマンネリ化

ルーティン化された作業はとても効率が良く、ミスも防ぐことができる反面、マンネリ化しやすいことがデメリットです。
変更するべき点やバージョンアップするべき点があったとしても、ルーティン化しているとその点に気付けなかったり、改善するまでに時間を要してしまいます。またマンネリ化することで、仕事へのモチベーションが上がらないといった問題が発生しやすくなります。
 
 

4、まとめ

 
企業受付はマニュアルがあるため、受付の仕事をしたことがない人でも安心してスタートできる環境が整っています。仕事に対して刺激ややりがいを求める人には物足りなさを感じるかもしれませんが、プライベートと両立しやすくストレスなどの精神的負担も少ないため、ルーティンワークは長く働くための条件の一つかもしれません。
ルーティンワークのある仕事が自分に適しているかわからない場合は、「どのような働き方をしたいのか?」という部分を明確にすることがポイントです。