住宅展示場は様々なハウスメーカーのモデルハウスがあり、いるだけでワクワクするような夢のある特別な場所です。そんな住宅展示場の受付ではどのような仕事をするのでしょうか?仕事内容ややりがい、向いている人をご紹介します。
住宅展示場での受付は、住宅展示場内にあるハウスメーカーのモデルハウスでお客様対応を行います。来場されたお客様にアンケートを記入してもらい、営業に引き継ぎます。
そのほかにもイベントの案内や、見学をされたお客様に粗品を渡すこともあります。
受付ではお客様の呼び込みを行います。前を通りかかったお客様に声をかけたり、子どもに風船を配ったりするなど、興味を持ってもらえるような呼び込みが求められます。
住宅展示場にあるモデルハウスは、お客様に「こんな家に住みたい」と思ってもらえるような憧れがつまっている場所です。そのためには常に美しくて清潔な状態をキープしなくてはいけないため、こまめに清掃を行う必要があります。手の触れる場所や汚れが目立つ場所は、お客様がいないタイミングで掃除を行います。
またお客様が出入りする玄関はスリッパが散らかりやすいため、定期的に整理するようにします。
商談や打ち合わせをするお客様にお茶出しを行います。希望するドリンクを聞き、商談の邪魔にならないように配慮してお茶出しをする必要があります。
子どもがいる場合は、ストローを添えたり割れないコップで出すようにします。
派遣やバイトであれば受付業務のみを担当することが多いですが、社員の場合は受付業務と事務作業をすることもあります。データ入力や書類作成などの簡単なPC入力や、備品の発注、雑務なども行います。
住宅展示場の受付では、特に知識や経験は求められません。住宅に関する説明や商談は営業が行うため、受付はお客様対応を笑顔で行うことができれば未経験でもできる仕事です。難しい仕事内容もなく、すぐに仕事に慣れることができるので、受付デビューをするのにも適している環境といえるでしょう。
仕事へのやりがいを感じられないようにも思えますが、住宅展示場で受付は欠かせない存在です。なぜなら受付では、「モデルハウスは入りにくい」と感じるお客様にやさしく声をかけ、気軽に見学ができることを伝えたり、忙しい営業のサポートをする役割があるからです。
またキレイな環境で働けることもメリットの一つであり、住宅やインテリアの知識が自然と身に付くことも、楽しさを感じられる部分ではないでしょうか。
住宅展示場は休日に混雑するため、土日出勤は必須です。朝から子ども向けのイベントが開催される時は特に来場者数も増えるため、受付業務も忙しくなります。土日に出勤ができる大学生やフリーターにおすすめです。
受付では笑顔で誰とでも会話ができる人に向いています。初対面の人にも緊張せず、愛想良く対応しなくてはいけないため、コミュニケーション能力の高さが求められるでしょう。
受付は営業とお客様の両者をサポートする役割があるため、細やかな気配りが必要です。指示されたことをするだけではなく、自ら考えて行動することが大切になります。周りの状況をしっかりと観察でき、状況に応じた気遣いができる人に向いているでしょう。
建築やインテリアのジャンルに興味がある人にとって、住宅展示場の受付で働くことは刺激をもらえる環境です。プロがコーディネートしたインテリアは、オシャレで勉強になることばかり。直接インテリアのことを学べるわけではなくても、ハイセンスな空間で仕事がしたい人におすすめです。
住宅展示場には子どもが来場することも多く、受付では子どもと接する機会もよくあります。子どもが喜びそうなものを渡したり、子ども向けのイベントを開催することも多いため、子どもと接することが好きな人に向いています。また商談中の子どもの相手をする場合もあります。
住宅展示場の受付業務の仕事内容や、向いている人をご紹介しました。これから家を建てようと考えているお客様は、期待と不安な気持ちを抱えて来場されています。そのようなお客様の気持ちに寄り添った対応や、笑顔でおもてなしすることが受付には求められます。
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