受付に英語は必要?外国人のお客様の対応やマナーについて

受付に英語は必要?外国人のお客様の対応やマナーについて
 
受付の仕事は来客対応が基本となりますが、時には外国人の方と接する場面もあるでしょう。業種によっては語学力が求められることもあり、受付としてのスキルや対応力が必要となります。
そんな受付の仕事における、外国人との理想的なコミュニケーション方法についてご紹介します。

 
 

  
 

1、受付に英語は必要?

 
受付といっても業種は様々で、外国人が来訪されることが少ない企業や店であれば語学力は求められることはないでしょう。ただ外資系企業や大手企業の場合、外国人の方と接する機会が多くなるため、英語は話せる方が有利になります。
また外国人観光客を案内する受付、デパートやホテルの受付などは、英語でやりとりをする場面も多くみられます。近年のインバウンド需要の増加により、外国人をおもてなしする機会も多くなってきているため、ビジネスシーン以外でも様々な場所で英語を話す必要性が求められる傾向にあるでしょう。

 
   

2、外国人のお客様の対応方法は?

 
受付に英語は必要?外国人のお客様の対応やマナーについて 

話せなくても笑顔で対応

英語が話せない人にとって、外国人の方を対応することに緊張してしまったり戸惑ってしまうこともあると思います。ですが英語を話せなくても、受付として笑顔で丁寧に対応するようにしましょう。
他に英語が話せる人がいれば対応を代わってもらったり、もし誰もいない場合はわかる範囲でのやりとりをしてみましょう。どうしてもコミュニケーションが取れない場合は、翻訳アプリなどに頼っても良いですが、事前に外国人の方の対応マニュアルを聞いておくと安心です。

 

簡単なビジネス英語を覚える

外国人の方を対応する機会が多い職場なら、簡単なビジネス英語を覚えておくと良いでしょう。来訪された時の挨拶やご案内する時の声かけ、お見送りの挨拶のフレーズは覚えておきたいもの。
早く習得するポイントとしては、受付でよく使われる英語やフレーズを中心に覚えることです。何度かやりとりをするうちに自信がついて、少しずつ語学力が身に付いていくでしょう。

 
 

3、対応時のマナーについて

 
受付に英語は必要?外国人のお客様の対応やマナーについて 

外国人でも一人の来客として対応する

外国人だからといって対応が適当になったり、コミュニケーションが取れないことで無愛想になるのはあってはならないこと。受付の対応次第で、その企業や店に対する印象が大きく変わるので、誠意をもって対応しなくてはいけません。
英語が話せなくても意思疎通を図ろうとする姿勢や、笑顔で丁寧に対応する姿は必ず伝わります。もし日常的に外国人を対応することがあるなら、最低限のビジネス英語は覚えておくことが、受付として働く上でのマナーといえるかもしれません。

 

事前の準備やマニュアルを確認

いざという時に焦ってしまわないように、日常会話レベルの英語や役立ちそうなフレーズはメモにとって準備をしておくと良いでしょう。もしくは外国人向けのパンフレットや案内を準備しておくと、スムーズにやりとりを行えます。
企業によっては外国人対応のマニュアルが完備されていることもあるため、働く前にしっかり確認しておくことが大切です。「英語が話せない」「できない」といった言い訳をするのではなく、事前の準備をして臨機応変に対応することが望ましいでしょう。

 
 

4、まとめ

受付に英語は必要?外国人のお客様の対応やマナーについて 
受付の仕事に語学力は必須スキルではありませんが、日常的に外国人の方を対応する仕事内容であれば、最低限のビジネス英語は習得しておくべきです。もしやりとりができないことで信頼を失ったり不快感を与えてしまっては、受付としての対応に問題があると判断されてしまいます。