受付事務で働くには、どのような適性や能力があると有利になるのでしょうか?また資格やスキルは求められるのか、未経験でも働ける仕事なのかも気になりますよね。
そんな受付事務として働く際に、必要なことについて解説します。
受付事務の仕事は来訪者やお客様の対応をするため、対応力とコミュニケーション能力が必要になります。企業や店の顔として恥じないような対応をするためには、愛想よく人と接することや、社会人として身につけておきたいビジネスマナーや一般常識が備わっていることが求められるでしょう。
また受付事務は事務作業も多いため、パソコンスキルがあると有利になります。データ入力や書類作成などを任されることもあるので、オフィスワークの経験がある人はそのスキルを活かすことができるでしょう。
受付事務の仕事は資格やスキルがなくても働くことは可能です。未経験でも受付事務の素質があると判断されて採用されるケースも多くあるようです。
ただ受付事務として働くにあたって、持っていると活かすことのできる資格はいくつかあります。
秘書検定は社会人としてのビジネスマナーや一般常識や接遇スキルを学ぶことができます。
受付事務の仕事に活かせることが多いので、持っていると採用に有利になるでしょう。
語学力が求められる職場なら、TOEICや英検を取得していると優遇されるでしょう。英語が得意ということをアピールする材料にもなります。
社会人として求められる判断力や行動、知っておきたいマナーなどが学べる資格です。受付事務の仕事以外でも役に立つスキルを習得できます。
クリニック受付をしたい人は医療事務の資格があると役に立ちます。資格は必須ではありませんが、正確な知識を身につけることができるので、働きながら取得を目指す人もいます。
WordやExcelなどのスキルを身につけたい人におすすめの資格です。PCスキルがあることを証明できるので、スキルアップを目指して取得する人も多いようです。
受付事務にはコミュニケーション能力が必要です。一日に何十人〜何百人という数の人と接するため、どのような人に対しても笑顔で好感をもたれる対応を心がけなくてはいけません。マニュアル通りではなく、人や状況に応じて適切なコミュニケーションをとる力が必要となるでしょう。
来訪者やお客様とのやりとりをする際に必要になるのが接遇スキルです。プラスαの気遣いやおもてなしの気持ちを持って対応をすることが求められます。
受付事務の仕事は時にトラブルの対処やイレギュラーな対応をしなくてはいけないこともあります。そのような時でも冷静かつ臨機応変に対応する力が求められます。
海外の来訪者が多い企業の受付事務では、語学力が求められることも。英語や中国語が話せる人は採用に有利になるでしょう。
受付事務では社会人として必要なスキルやビジネスマナー、コミュニケーション能力が求められる仕事です。ただ「この資格がないと働けない」という仕事ではないため、働きながら学んでいくことも十分可能です。受付事務に興味がある人はぜひご参考にしてみてくださいね。