【例文あり】ホテルの受付で働きたい!志望動機の書き方とコツ

【例文あり】ホテルの受付で働きたい!志望動機の書き方とコツ
 
ホテル受付は、一流のおもてなしや接遇スキルが身につく仕事です。そんなホテル受付で働きたいと思っている人も多いのではないでしょうか?
今回は、ホテル受付で働きたい人に向けて、好感を持たれる志望動機の書き方やコツ、また志望動機の例文もご紹介します。
 
 

 
 

1、志望動機とは?自己PRとの違い

志望動機

履歴書の志望動機は、「なぜこのホテルで働きたいと思ったのか」という、働きたいと思った理由を記入する項目です。その仕事を目指した理由や、具体的なエピソードを交えて記入して、働く熱意をアピールします。
 

自己PR

一方で、自己PRは、「自分の強み・経験・スキル」を記入する項目です。過去のアルバイト経験で習得したことや身につけたスキルを記入します。仕事に活かせる資格や、自分の性格で強みとなる部分も自己PRに含まれます。
 
 

2、好印象な志望動機とは

【例文あり】ホテルの受付で働きたい!志望動機の書き方とコツ
 

働く熱意を感じることができる

採用されるためには、働く熱意が伝わる志望動機にしなくてはいけません。「興味があるから」「やってみたいから」という言葉だけでは熱意をアピールできないため、具体性を持たせることが大切です。
どのような部分に興味があり、何を頑張りたいのかを明確にして記入すると好感を持たれるでしょう。
 

即戦力・活躍を期待できる

採用する側は、「即戦力になる人材」「活躍を期待できる人材」を求めています。前職での経験や身につけたスキルがあれば積極的にアピールしましょう。
 

将来のビジョン

将来のビジョンが明確な人材は、採用されやすく好印象を与えることができます。「将来は◯◯を目指したい」「10年後は◯◯のポジションに就きたい」などの、具体的な目標や将来についての考えを記入しましょう。
 

応募先について

志望動機を書く前に、必ず応募先のことをしっかりリサーチするようにしましょう。事前の下調べをしておくことで、企業理念やコンセプトなどを把握することができます。
「応募先について何も知らない」ということが伝わってしまうと、印象が一気に悪くなるので気をつけましょう。
 
 

3、志望動機の書き方のコツ

【例文あり】ホテルの受付で働きたい!志望動機の書き方とコツ
 

具体的なエピソード

志望動機を書くコツとしては、具体的なエピソードを交えることを意識しましょう。「学生の時にしていたアルバイト経験」や「前職で身につけたスキル」「応募先に関することや印象的な出来事」など、何か一つエピソードを交えて記入することで、明確な志望動機に仕上げることができます。
 

応募先を選んだ理由

志望動機では「なぜ応募先を選んだのか」ということが明確にわかる内容を意識しましょう。ホテル受付の場合、たくさんあるホテルの中から、応募先で働きたいと思った理由やきっかけを書くことがポイントです。
 

結論から書く

志望動機はわかりやすく簡潔にまとめると、伝わりやすくなります。志望動機を書く際は、「結論→理由→まとめ」という順に書くようにしましょう。
 
 

4、ホテル受付の志望動機、例文(未経験者向け)

例①

「私は貴社のホテルのサービスやおもてなし精神に感動したことがきっかけで、ホテル受付の仕事に携わりたいと思うようになりました。
以前、家族旅行で貴社のホテルに宿泊したことがあります。本来なら観光で行くはずだった場所が天候不良により中止になり、予定が白紙になった時、ホテルのスタッフの方が雨でも楽しめる観光スポットを調べてくださり、チケットの手配や予約手続きまでしてくださりました。祖母も一緒だったのですが、とても感動しており、家族旅行は最高の思い出になりました。
ホテル受付は、お客様対応だけだと思っておりましたが、このようなおもてなしの精神を持って臨機応変に対応していることを知り、私も人の役に立てる仕事をしたいと思うようになり、貴社のホテル受付を志望いたしました。」
 

例②

「私はレストランの接客で身につけたコミュニケーション能力を活かして、ホテル受付として活躍したいと目標を掲げています。
貴社のホテルでは、観光客をはじめ、ビジネスマンや海外からの観光客もいらっしゃるため、柔軟に対応する必要があると認識しております。
ホテル受付の経験はありませんが、一人一人のお客様の要望に合った対応や、プラスアルファのおもてなしができるようになるために精進したいです。」
 
 

5、ホテル受付の志望動機、例文(経験者向け)

例①

「私は、ホテル受付として5年間勤務していました。貴社のホテルの温かくサービス精神溢れるもてなしのやり方に興味を持ち、この度応募をさせていただきました。
以前は、出張や会議で利用されるビジネスマンの方が多いホテルだったため、お客様対応は正確かつスピーディーに行う必要がありました。そのため、効率よく業務を進めたり、先を読んで行動をするスキルを身につけることができました。
前職で学べたことはたくさんありますが、ホテル受付として、もっとお客様に寄り添った対応や関わり方を目指したいと思うようになりました。
ホテル受付の基本業務はもちろんのこと、一人一人のお客様のことを鮮明に記憶できるくらい、心のこもった対応ができる人を目指したいです。」
 

例②

「前職はホテルのフロント業務を担当しており、様々なお客様対応を行ってきました。しかし、外国人のお客様が少なく、自身の強みでもある語学力を活かすことができない環境に物足りなさを感じておりました。貴社のホテルでは観光やビジネスで利用される外国人のお客様が多い部分に魅力を感じ、この度応募をさせていただきました。
学生の頃、アメリカに留学経験があるため、語学力には自信があります。ホテル受付では、接客の際に必要になる英語や、海外の方でも安心して利用できるサービスの提供が必須だと考えております。
日本を好きになってもらうことや、快適なホテルステイを叶えるためにも、ホテル受付としてワンランク上のおもてなしができるように努力したいです。」
 
 

6、面接前日の確認リスト

・持ち物
・面接日時、場所
・服装や身だしなみ
・面接のシミュレーション
 
面接の前日までに、改めて持ち物や面接日時・場所の確認をしておきましょう。よくありがちなのが、履歴書の記入漏れや写真の貼り忘れです。そのほかにも、指定された持ち物があるなら、それらを忘れることのないように余裕を持って準備しておきましょう。
また、面接に着ていく服装も決めておくと、当日慌てることがないので安心です。ホテル受付の面接は、スーツやフォーマルな服装が好ましいでしょう。シワや汚れなどがないかチェックし、清潔感のある身だしなみを心がけます。
面接は緊張感のある空気の中で行われるため、あらかじめ言おうと思っていたことやアピールしたいことをうまく伝えられない場合もあります。そのため、面接のシミュレーションを何度か行い、しっかり面接対策をしておくことも大切です。
 
 

7、まとめ

【例文あり】ホテルの受付で働きたい!志望動機の書き方とコツ
ホテル受付の志望動機は、自分の熱意をアピールすることが肝心です。働きたいと思った理由は必ずあるため、その気持ちをいかに具体的かつ意欲的に伝えることができるかが、採用につながるポイントになるでしょう。
志望動機の書き方に悩んでしまった時や、何を書けばいいのかわからない時に、ぜひご参考にしてみてくださいね。