社会人として働くようになったら一人暮らしをしてみたいと考える人も多いでしょう。ですが一人暮らしをするには、まず安定した収入がないことにはできません。一人で暮らすことには責任が伴うのである程度の覚悟も必要でしょう。
ここでは受付のお仕事でも一人暮らしをすることが可能なのか、ご紹介したいと思います。
受付の平均給与額は、アルバイトなら時給930〜1,500円、正社員なら月給17〜23万円、派遣社員なら時給1,300〜1,400円程度が相場とされています。業種や仕事内容によって大きく差はありますが、基本的に受付は派遣社員として働く人が多いことが特徴です。
一人暮らしは正社員にならないとできない印象を持つかもしれませんが、アルバイトでも派遣社員でも計画性があれば可能です。昔から「家賃は給料の30%」を目安に考えると良いとされているため、手取りの給料と家賃の金額をチェックすることがポイントです。
たとえ良い給与をもらっていても、収入と支出のバランスが悪ければ、カツカツの生活になることは目に見えています。自分の収入に見合った家賃や生活費にすれば、受付のお仕事でも一人暮らしをすることは十分可能でしょう。
<メリット>
一人暮らしをすれば自立した生活を送ることができるでしょう。実家暮らしの時は生活費に関して心配することはなかったとしても、一人暮らしをすれば全て自分で支払いをしなくてはいけません。家事や料理なども誰かに頼ることなく、自分自身でやる必要があります。
そのような生活スタイルを確立すれば、自立した大人の女性を目指すことができるでしょう。
誰にも干渉されることなく自分の好きなように生活ができることが、一人暮らしのメリットといえるでしょう。夜遅くなっても注意されることもないので、自由気ままに生活ができます。友人や彼氏を家に招きやすいことも一人暮らしならではですよね。
仕事をするならできるだけ勤務先に近い所に住むことが理想だと思います。もしくはこのエリアに住みたいという願望を抱いている人にとって、一人暮らしはその憧れを実現することができます。
エリアによって家賃相場や物価などに差がありますが、利便性を考えた部屋探しをすれば快適な一人暮らしをすることができるでしょう。
<デメリット>
一人暮らしをするということは自由が手に入る反面、自己管理は徹底して行う必要があります。特に社会人として仕事をしているのであれば、体調管理に加えて寝坊は厳禁です。朝は自分の力で目覚めて遅刻をしないように準備をしなくてはいけません。実家暮らしの時は親に起こしてもらったり駅まで送ってもらっていた人も、一人暮らしでは甘えることができないため、自分の生活に責任を持たなくてはいけなくなるでしょう。
一人暮らしのデメリットは出費が多い点です。まずは引っ越しの際の敷金・礼金などの初期費用や引っ越し費用にはじまり、毎月の家賃や光熱費、食費や生活費など、一人で暮らすと出費の多さに驚かされるでしょう。そのほかにも美容代や服代もまかなわないといけないため、やりくりを考えながら生活することが求められます。
企業によっては社宅に住むことができたり家賃補助制度がある場合もあります。ただこれらの待遇を受けられる人は正社員であることがほとんどなので、アルバイトや派遣社員では適用されないことが多いでしょう。
もし一人暮らしをすることに不安がある人やできるだけ出費を抑えたい人は、このような待遇を設けている企業を選ぶようにしましょう。
一人暮らしは楽しみで期待がふくらむと思いますが、全て自己責任になるため計画性をもって生活することが大前提です。そのためには安定した給与や福利厚生が充実している企業で働くことがベスト。
受付の仕事をしながら、憧れの一人暮らしにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?