「顔採用」という言葉がありますが、特に受付の仕事では見た目を重視した採用を行っていそうですよね。ですが受付には顔よりももっと重要視される部分があります。
ここでは受付として採用されるためのポイントをご紹介したいと思います。
受付は顔採用があるイメージが強いですが、実際は顔の良さよりも雰囲気を重視されることの方が多いでしょう。「清潔感」「人に好感を与える身だしなみ」「笑顔」「社風に合う」という部分を総合的に判断して採用を決めています。いくら容姿端麗だとしてもこれらの部分が該当しなければ不採用になることもありえます。
顔というよりも全体の雰囲気をチェックされていると思っておきましょう。
受付の基本的な仕事内容は来客応対です。様々な来訪者を対応することが求められるため、明るく笑顔で接することができる人が採用されるでしょう。面接では笑顔でハキハキとした受け答えをすることがポイントです。
コミュニケーション能力が必須となる受付の仕事では、会話のキャッチボールが上手な人や聞き上手な人が向いていると判断されます。面接でのやりとりでは自分の長所や自己PRの中で、コミュニケーション能力の高さをアピールすると良いでしょう。
来訪者の案内や電話応対、事務作業なども多い受付では、最低限のビジネスマナーは身に付けている方が有利となります。社会人として恥ずかしくない振る舞いや言葉遣いは、面接の段階で見られていると思っておきましょう。
顔採用はなくても、見た目の印象はチェックされています。特に受付では清潔感が何よりも重要視されます。受付の第一印象が良くないと、その企業のイメージダウンにもつながることに。そのため服装や髪型、メイクや爪先まで清潔感のある身だしなみを心掛けましょう。
受付といっても様々な業界で活躍することができます。どの業界が自分らしく働けるのかを考えることが、長く続けるためのコツといえるでしょう。
たとえば仕事とプライベートのオンとオフをしっかり切り替えて働きたい人は、身だしなみに関する細かな規定や制服がある企業受付が向いているでしょう。髪色・髪型の指定などがある場合が多いですが、その分メリハリをつけて仕事をすることができます。企業受付なら土日祝は休みになったり就業時間が規則正しいことも魅力です。
また自由なスタイルで働きたい人は、受付の中でも美容院などの受付がおすすめです。美容院なら髪やネイルの指定もなく、服装も自由なことが多いので、自分らしく仕事をすることができるでしょう。
業界によって求められる人材や見た目に関する規定にも違いがあります。どんな働き方を目指したいかを明確にすると、自分に合った業界が見つかるはずです。
顔の美しさというよりも、受付としての適性があるかどうかが採用の判断基準といえます。誰が見てもキレイな人だとしても、無愛想な対応しかできなければ、受付にはふさわしくありません。
それよりも雰囲気や人柄の良さで、最高のおもてなしをすることが受付の仕事で求められること。容姿に自信がなくても、明るく笑顔でいることを心掛けて面接に挑みましょう。