受付に向いている人・向いていない人って?自分の適性をチェックしよう

受付に向いている人・向いていない人って?自分の適性をチェックしよう
凛とした佇まいで丁寧な対応をすることが求められる受付は、一体どのような人に向いているのでしょうか?受付の仕事において大切にするべきことや企業が求めていることを踏まえた上で、自分に受付の適性があるかをチェックしてみましょう。

 

 

1、受付になるために必要なこと、大切なこと

最高のおもてなしをするためには?

受付になるためには、まず第一に「コミュニケーション能力」があることが求められます。これは受付に限らず、接客業など人に対してサービスをしたりおもてなしをする業界では、特に必要となるスキルと言えるでしょう。1日に何十〜何百という数の来客者を対応したり案内をしなくてはいけないため、コミュニケーションをとることは必須。要件を伺ったり連絡事項を伝えたり、ちょっとした世間話など誰とでも平等に話せる能力があることが受付には求められます。
そのほかにも、どんなことにも的確に対応ができる「柔軟性」、スケジュール管理や予定をたてるための「計画性」なども必要です。また社会人としてのマナーや礼儀、言葉遣いも受付では重要視される部分ですね。

 
 

2、向いている人、向いていない人

 

向いている人

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まず受付に向いている人は、
 
・人との関わりを楽しめる
・コツコツと頑張れる
・冷静に落ち着いた判断ができる
・聞き上手である
 
これらは受付の仕事に適しているでしょう。
たくさんの人と関わることを苦に感じてしまうようでは、受付の仕事はストレスになります。また来客者の応対以外にも事務作業、顧客管理や備品管理、清掃や後片付けのような地味な業務も多くあります。そのようなことに対してもコツコツと真面目に取り組めることは求められる要素と言えるでしょう。
また予期せぬトラブルが起きた場合でも受付として落ち着いて行動できたり、人の話を最後まで耳を傾けることができる、という点も受付に向いている人の特徴です。
 
 

向いていない人

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反対に向いていない人は、
 
・疲れが顔や態度に出やすい
・人前に出ることが恥ずかしい
・細かい作業が苦手
・自分のスタイルを曲げられない
 
といった人は受付の仕事には不向きかもしれません。受付は企業や店の顔として、来客した方を一番最初に対応しなくてはいけない役割のため、必ず笑顔で気持ち良く接しなくてはいけません。そのため疲れやその時の感情が表に出てしまうことはNG。また受付はどうしても注目される職種でもあるので、人前に出ることに抵抗がある人には向いていないでしょう。
ほかには、雑務を任されることもあるので細かい作業に苦手意識がある人には苦痛に感じることも。さらに企業によっては身なりや接遇マニュアルなどが存在する場合もあるので、自分のスタイルを曲げたくない人には受付の仕事は難しいでしょう。

 
 

3、求められること、企業側が求める人材

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人柄を重視

受付をする職場よっては経験やスキルを求められることもあるかもしれませんが、それはごく一部。基本的に受付は未経験でも可能なことが多いので、企業側も最初から特別大きな期待を求めているわけではありません。実際に働きながらスキルを磨いていってくれれば良いと考えるため、そこまで何かが必要とされてはいないでしょう。
それよりも人として思いやりの心を持って接することができたり、社会人としての最低限のマナーが身に付いている人材を求めています。案外この基本的なことを理解できている人は少なかったり、面接の時だけ偽っている人もなかにはいます。
いくら英語が堪能で有名企業での受付経験がある人でも、性格に裏表があったり遅刻ばかりしていては信頼されませんよね。経験値も大切ですが、それよりも人柄が重視されることを念頭に置いておきましょう。

 
 

4、まとめ

受付に向いている人・向いていない人って?自分の適性をチェックしよう
受付には向き不向きがありますが、自分の弱点や欠点を把握して改善する気持ちがあれば、きっと大きく活躍できるでしょう。求められる人材になるためには、経験やスキルを身に付けること以外にも人として内面を磨く努力をすることの方が大切です。自分の適性をチェックして向いていると感じたら、ぜひ受付の仕事に挑戦してみてはいかがでしょうか?