美容室の受付のお仕事内容ややりがいとは？

2021年8月27日お仕事ノウハウ

美容室の受付のお仕事内容ややりがいとは？

華やかなイメージのある美容室の受付は、どんなお仕事なのでしょうか？美容室で働くがゆえのメリットや大変な面も気になりますよね。
そんな美容室の受付のお仕事内容や向いている人について解説します。

1、美容室の受付の仕事内容
2、美容室の受付のやりがい、大変なこと
3、向いている人
4、まとめ

１、美容室の受付の仕事内容

美容室の受付のお仕事内容ややりがいとは？

お客様対応、ご案内

美容室の受付は来店されたお客様の対応やご案内をします。ほとんどのお客様は予約をして来店されるので、まずは名前や施術メニューを確認し、席に案内をして担当スタイリストに引き継ぐのが一連の流れです。施術後はその日のメニューを確認してお会計も行います。
そのほかにも受付では、初めて来店されるお客様にはカウンセリングシートを記入してもらいます。荷物や上着を預かることもあるので、大切に管理する必要があるでしょう。
また美容室によっては受付が施術中のドリンクサービスを行ったり、雑誌やブランケットの用意をする場合もあります。

予約管理

お客様の予約を管理するのも受付の主な仕事内容の一つです。予約管理はスケジュールの調整が難しく、スタイリストの予定や施術内容を考慮しながら予約を受けなくてはいけません。カットやカラー、パーマによって施術時間は異なり、また実際に来店されて施術を変更する場合もあるため、慣れるまでは時間の計算や予約管理に苦労するでしょう。ダブルブッキングをしたり予約をし忘れることのないよう、入念にチェックする必要があります。

電話対応

美容室にはたくさんの電話がかかってきます。その大半は予約ですが、なかには予約のキャンセルや道案内などを電話で聞かれることもあるようです。またメーカーからの電話もあるため、電話の相手や内容によって臨機応変に対応するスキルが求められます。

PC作業、事務作業

予約管理はパソコンで行うことが多く、また最近はネット予約をする人も増えてきているため、簡単なPC作業はできる方が安心です。そのほかにもDMの作成や細かな事務作業もあるので、地味な仕事も多いでしょう。

２、美容室の受付のやりがい、大変なこと

美容室の受付のお仕事内容ややりがいとは？

＜やりがい＞

人の役に立てる

スタイリストの技術面でのサポートはアシスタントが行いますが、美容室の運営に関する事務的なサポートは受付が行います。美容師が快適に仕事をするためにも、受付は必要不可欠な存在です。
またお客様にとっても予約をしたり細かな配慮をしてくれる受付がいることによって、リラックスして施術を受けることにもつながります。
そのように人の役に立てるのは受付ならではのやりがいといえるでしょう。

お客様の変化を見ることができる

美容室の受付は、施術前のお客様の対応をした数時間後に、キレイになったお客様を見ることができます。髪を切ったり染め直したりと、美しく変化したお客様を見られるのは美容室で働く特権といえます。
そのことで自分の美意識が刺激されたり、直接施術に関わっていなくても幸せな気持ちになることができるでしょう。

施術をしてもらえる

美容室の受付は、カットやカラーを無料もしくは割引価格で施術をしてもらえることもあります。受付として常にキレイな見た目を維持しなくてはいけないため、これはうれしいサービスですよね。なかにはカットモデルを依頼されることもあるようです。

＜大変なこと＞

予約の調整

美容室の受付で働き始めてまず大変さを感じることが、予約の調整です。複数のお客様の予約がかぶることなく、なおかつ無駄のないようにスケジュールを入れなくてはいけないので、頭を使う仕事といえるでしょう。ネット予約と電話予約の２つを考慮しながら予約を調整することも難しい部分です。
予約をする上でミスをしてしまうと、スタイリストに迷惑がかかったりお客様からのクレームにつながるため、慎重に行うことが求められます。