インフォメーション受付は、ショッピングセンターや百貨店のインフォメーションカウンターに配属されて、お客様対応を行う仕事です。そんなインフォメーション受付は毎日どんな仕事をしているのでしょうか?
インフォメーション受付のルーティンワークをご紹介します。
ルーティンとは、「日常的に同じ作業や行動を繰り返す定型業務」を意味しています。ルーティンワークは決まったことを繰り返すため、誰が担当しても一定の品質を保つことができます。手順ややるべきことがマニュアル化されているので、効率よく時間が使えることがルーティンワークの特徴といえるでしょう。
インフォメーション受付のルーティンワークは、お客様対応が基本です。特に多いのが、ショップや商品に関する問い合わせ。「婦人服売り場は何階にありますか?」「◯◯を探しているのですが、何売り場に行けばいいですか?」などの問い合わせが多いため、わかりやすく丁寧に案内をする必要があります。また迷子になった子どもの対応を行うことも多いでしょう。
そのほかには電話応対や事務作業、落とし物の管理や対応、手荷物の一時預かり、館内放送などもインフォメーション受付のルーティンワークです。
インフォメーション受付は、お客様対応を任される立場なので、老若男女幅広い層のお客様と接します。そのためお客様一人一人に合った対応を求められることも多いでしょう。
たとえば赤ちゃん連れのお客様にはベビーカーの貸し出しサービスをご案内したり、ご年配のお客様には車椅子の貸し出しや買い物のお手伝いをする場合もあります。
基本的にはお客様対応はマニュアル化されていますが、その時の状況やお客様の要望に応じて、臨機応変な対応が求められることも多いでしょう。
<メリット>
業務をルーティン化してしまえば、誰が同じ作業をしても一定のサービスやクオリティを保つことが可能です。そうすると作業効率が上がるため、無駄な作業をなくすことができたり、業務をスピーディーに行うことができます。
ルーティンワークのある仕事は、その仕事の経験がない人でも始めやすいメリットがあります。技術や経験が求められる仕事では、未経験者にとってハンデとなる部分が多いですが、インフォメーション受付のような業務がマニュアル化されている仕事では、未経験者でも始めやすいでしょう。
インフォメーション受付はルーティンワークなので、基本的に残業が発生することもありません。またプライベートな時間に仕事のことを考えたり、家に持ち帰って仕事をする必要もないため、オンとオフをきっちりと分けることができます。
ルーティンワークはマニュアル化されていることが多いので、ミスが発生しにくいメリットがあります。人によって対応の方法が違ったり間違った案内をしてしまうとクレームにつながってしまいますが、ルーティンワークとして対応が統一されていれば、ミスが発生することも少なくなります。
<デメリット>
ルーティンワークは一度覚えてしまえば、同じ作業の繰り返しになるため、安定して働くことができます。ただそのようなルーティンワークを苦手とする人にとっては不向きかもしれません。
単調な作業が苦痛に感じたり、刺激のある仕事をしたいと考える人には、インフォメーション受付のようなルーティンワークの仕事には向いていない可能性があります。
ルーティン化された作業はとても効率が良く、ミスも防ぐことができる反面、マンネリ化しやすいことがデメリットです。
変更するべき点やバージョンアップするべき点があったとしても、ルーティン化しているとその点に気付けなかったり、改善するまでに時間を要してしまいます。またマンネリ化することで、仕事へのモチベーションが上がらないといった問題が発生しやすくなります。
インフォメーション受付のルーティンワークについてご紹介しました。ルーティンワークがあると仕事を効率よく進めることができ、また受付デビューをするような未経験者でも働きやすい環境です。
様々な人と触れ合えるインフォメーション受付に挑戦してみてはいかがでしょうか?