• 1、在宅でできる受付の仕事とは
• 2、在宅受付で必要なスキル
• 3、必要な在宅環境
• 4、在宅受付のメリットとデメリット
• 5、まとめ

１、在宅でできる受付の仕事とは

最近は在宅でできる「コールセンターのオペレーター」の仕事の求人が増えてきており、主婦やママを中心に、在宅ワークを希望する人に人気があります。
コールセンターのオペレーターの仕事内容は、
 
・予約受付
・商品の受注対応
・各種申し込みや契約の手続き
・修理受付や商品のサポート業務
・問い合わせ対応
・クレーム対応
・オンライン診療の受付、会計業務
 
など、様々な業務があります。オペレーターの仕事の種類は様々なので、事業内容や取り扱う商品やサービスによっても違いがありますが、電話やメール、チャットなどを使用して非対面で受付業務を行います。
 
 

2、在宅受付で必要なスキル

コミュニケーション能力

在宅ワークにコミュニケーション能力は必要ないと思われがちですが、コールセンターのオペレーター業務は、電話やチャットなどで人と関わる仕事のため、円滑にコミュニケーションがとれなくてはいけません。
特に非対面のため、顔が見えない分、話し方や話すスピード、言葉遣いや声のトーンなどにも気を配る必要があるでしょう。
 

パソコンスキル

基本的に在宅受付の仕事はパソコンを使用して行うため、パソコンスキルが求められます。採用の条件として、「両手でタイピングができること」「基本的な操作ができること」が必要になるため、ビジネスシーンにおける最低限のパソコンスキルが必須です。
 

傾聴力

在宅受付の仕事では、お客様の話を最後までしっかりと聞くのが鉄則です。ほとんどが電話でのやりとりになるため、対面で会話する時よりも、集中して話を聞かなくてはいけません。
用件や要望などを正しくヒアリングし、最適な提案や案内ができるためには、傾聴力が問われます。
 

臨機応変な対応力

在宅受付は自宅での勤務になるため、トラブルやイレギュラーなことが発生した場合、すぐに聞けるような相手がいません。もちろん対応マニュアルが用意されており、問題が生じた場合の対処法なども事前に説明されてはいますが、自分自身でも臨機応変に対応しなくてはいけない場面もあります。
そのような時でも、落ち着いて対応できるスキルが求められるでしょう。
 
 

3、必要な在宅環境

パソコン

在宅受付の仕事をする上で、パソコンは必須アイテムです。パソコン上にお客様のデータを表示して対応を行ったり、ビデオ通話を行う際にも必要です。また、マニュアルや様々な資料などをチェックするためにも、パソコンは欠かせません。
パソコンは自分で用意する場合と、会社から支給される場合があるため、在宅受付の仕事を始める前に必ず確認するようにしましょう。
 

ヘッドセット

ヘッドセットは、オペレーター業務をする際に必要になります。ヘッドセットとは、マイク付きのヘッドホンのことで、様々なタイプがあります。
仕事で長時間使用するものなので、使い勝手や性能がよく、自分に合ったものを選ぶことがポイントです。ヘッドセットもパソコン同様、貸し出しを行っている会社もあります。
 

安定した通信環境

自宅で受付の仕事をするなら、安定した通信環境が必要です。Wi-Fiがつながり、途切れたり不安定な状態になることなく、安定して使用できることが条件になります。
 

静かな環境

周囲の音を拾ってしまうと仕事に支障をきたすため、できる限り静かな環境が望ましいでしょう。外の音や子どもの声が入ることのないよう、窓や扉を閉めて、個室で仕事を行うのが理想的です。
 
 

4、在宅受付のメリットとデメリット

＜メリット＞

自分のペースで働ける

在宅受付は自宅で仕事ができることが、最大のメリット。仕事ができる部屋や空間さえ確保できれば、あとは自分のペースで働くことができます。
コールセンターのオペレーターであれば、朝、昼、夜、好きな時間帯を選んで働けるため、自分のライフスタイルに応じた働き方が可能です。
 

子育て中のママが働きやすい

働く時間の融通がきく会社であれば、子どもが幼稚園に行っている昼間に仕事をしたり、もしくは子どもを寝かしつけた後の夜に働くこともできます。
夏休みや冬休みなどの長期の休みの期間も、在宅であれば調整して仕事ができるため、子育て中のママが働きやすい仕事といえるでしょう。
 

通勤時間を省ける

在宅ならではのメリットは、通勤時間を省くことができるという点。満員電車に乗って通勤をする必要がなくなるので、通勤のストレスが軽減されます。
通勤時間がなくなればその分時間にゆとりができるため、違うことに時間を使えたり、体力面での負担も少なくなるなど、得られるメリットが多いでしょう。
 

副業として働きやすい

在宅受付は副業としても人気の仕事です。副業やWワークが可能な会社であれば、家にいる時間を有効活用して在宅受付の仕事をすることができ、収入を増やすことにつながります。
 

全国どこにいても働ける

働く会社が自分の住むエリアになくても、仕事ができるのが在宅受付の魅力です。地方に住みながら東京が拠点の会社の仕事を受けることもできるため、安定した通信環境さえあれば全国どこにいても働くことができます。
引っ越しや夫の単身赴任による転居がある場合でも、仕事を辞める必要がないことはメリットの一つでしょう。
 

＜デメリット＞

自己管理の大変さ

在宅で働く上で大変な部分は、自己管理を徹底しなくてはいけないこと。出社勤務の場合、出勤して会社で働いて、仕事を終えたら自宅に帰ることで、オンとオフの切り替えは自然とできますが、在宅受付はその切り替えができずにストレスを感じやすいでしょう。
自宅というリラックスする空間で仕事をしなくてはいけないため、自己管理やスケジュール管理を徹底しないと、在宅受付を続けるのは難しいかもしれません。
 

孤独になりやすい

一人でコツコツと取り組むことが得意な人は在宅受付の仕事に向いていますが、孤独を感じたり一人で仕事をすることが苦痛に感じる人には、あまりおすすめはできません。
一人でもやりがいや目標をもって働けるように、気持ちを切り替えることが大切です。
 

疑問点や相談をすぐに解決できない

業務でわからないことがあったり、相談したいことがあっても、すぐに相談ができる相手が
いないため、モヤモヤとした感情に陥ることも。
トラブルが発生した時の対応マニュアルがあらかじめ用意されていたり、サポート体制が万全な環境の会社を選ぶようにしましょう。
 
 

5、まとめ

在宅ワークは、コロナ禍がきっかけとなり、近年の新しい働き方として徐々に定着しつつあります。その中でも在宅受付は、未経験でも働きやすいため、女性におすすめの仕事です。
自宅で仕事をしたいと考えている人は、ぜひご参考にしてみてくださいね。