大手企業の受付になるには？仕事内容と適性について
企業受付は女性に人気の職種ですが、なかでも大手企業の受付は特に人気の仕事といえるでしょう。誰もが知る一流の企業の受付で働けば、スキルを磨くことができたり自分の経験値を上げることにもつながります。
そんな大手企業の受付の仕事内容や向いている人についてご紹介します。
１、大手企業の受付はなぜ人気の仕事？
大手企業の受付は、その企業の「顔」という認識を持たれるため非常にやりがいのある仕事です。一般常識やビジネスマナー、言葉遣いなど、受付として求められることはその分高くなりますが、一流の接遇スキルを身につけることができるでしょう。
また大手企業の受付は、働きやすい環境が整っていることも人気の一つ。基本的に土日休みで残業もほぼありません。そのためプライベートとの両立もしやすく、仕事を長く続けやすい環境であるといえるでしょう。大手企業の受付をしているという、誇りを持つことができるのも魅力ですね。
２、大手企業の受付の仕事内容
来客対応
大手企業の受付では来客対応がメインとなります。来訪者の方の名前や用件を聞き、アポがあれば担当者に取り次ぎを行うのが一連の流れです。そのほかにも入館証の管理や送迎車を手配する場合もあります。
電話、メール対応
代表電話の対応やメールの返信を行います。また社内の担当者に来客の連絡を行うのも電話のやりとりが基本です。外資系の大手企業の場合は英語でやりとりを行うこともあるため、語学力が必要になることもあるでしょう。
データ入力、資料作成
簡単なデータ入力や資料作成をPCを使って行うこともあります。来訪者に関するデータ入力や顧客管理が主な業務になるため、最低限のPCスキルはある方が良いでしょう。
会議室の予約管理
会議室の予約や準備、掃除や片付け、お茶だしなども受付が担当することがあります。予約のダブルブッキングにならないよう、スケジュール管理はミスのないように気をつけます。
庶務業務
備品管理やパンフレットの配布といった庶務業務もあります。また美化管理として社内や会議室の清掃、セミナーの会場設営を行うこともあるようです。
３、大手企業の受付に向いている人とは
コミュニケーション能力が高い人
大手企業の受付では様々な人とやりとりを行うため、コミュニケーション能力の高さは必須のスキルです。円滑なやりとりをするためには、相手の話をよく聞くことや会話のキャッチボールが上手にできるかがポイントになります。
臨機応変に対応できる人
時にはイレギュラーな事態が発生することもあるため、そのような時でも冷静かつ臨機応変に対応することが求められます。トラブルやハプニングにも動じず、企業の受付としてふさわしい対応力が必要になるでしょう。
「残業なし、土日休み」が希望の人
大手企業の受付なら「残業なし」や「土日休み」の働き方ができるため、プライベートを充実させたい人や趣味の時間を作りたい人にも向いています。
また主婦にとっても働きやすい環境のため、結婚や出産などのライフステージの変化にも対応しやすい仕事といえるでしょう。
接客経験を活かしたい人
大手企業の受付は、アパレルの販売員や飲食店での接客業などを経験し、新たな活躍の場を探している人にも向いています。接客業では言葉遣いや一般常識、身だしなみやホスピタリティ精神などを学ぶことができます。企業受付ではそれらの培った経験を活かすことができるため、キャリアチェンジとしてもオススメの仕事です。
４、まとめ
大手企業の受付は社会人として身につけておきたいビジネスマナーや接遇スキルを学ぶことができる、やりがいのある仕事です。常に見られている仕事のため、美意識が向上したり正しい立ち居振る舞いも身につきます。大手企業で一流の受付を目指しましょう。
