受付業務で行なっている感染対策とは?事例をご紹介

受付業務で行なっている感染対策とは?事例をご紹介
 
感染対策を行うことは新しいマナーとなっている今、受付ではどのような対策をしているのでしょうか?安心して働くためには、感染対策がしっかりとされている職場を見つけることも、仕事選びの条件の一つだと思います。
そこで受付業務で行なっている感染対策の例をご紹介します。

 
 

 
 

1、受付・窓口で行なっている感染対策事例

アクリルパーテーションの設置

受付では至近距離でやりとりを行うため、飛沫感染防止としてアクリルパーテーションの設置をしています。透明の仕切りになるため、相手の顔や表情は読み取ることが可能です。
机に置いて使用する場合、適切な高さは80cmといわれています。また開口部分があるタイプだと受け渡しをする際にも便利なので、目的や用途に合ったものを選ぶことがポイントとなるようです。
 

ビニールシートの設置

アクリルパーテーションが用意できない場合は、ビニールシートを用いている受付も多いでしょう。ビニールシートであれば設置する場所を問わず、また加工もしやすくコスト面も抑えることができます。
ただ見た目のクオリティは下がってしまうため、ホテルやコンシェルジュのような高級感を意識する場所では、アクリルパーテーションを使用することが多いでしょう。
 

マスクの着用の徹底

受付として働く以上、マスクの着用は徹底して行います。一人一人がマスクの着用を心がけることは、感染予防への意識の高さを表します。
受付でふさわしいマスクは、感染リスクが抑えられるといわれている不織布マスクが望ましいでしょう。また黒やグレーなどの濃い色のマスクより、白やベージュなどの落ち着いた色合いのマスクの方が、受付には適しています。
 

アルコール消毒液の設置

入り口には必ずアルコール消毒液を設置し、お客様には受付をする前に消毒をしてもらうことを促します。最近は非接触のアルコールディスペンサーや足踏み式のタイプが多く置かれているでしょう。
直接手で触れないため清潔に消毒を行うことができ、また荷物を持っていても手軽に使用できる点がメリットのため、非接触のアルコールディスペンサーを取り入れているところが増えてきています。
 

検温

検温も受付の前に、アルコール消毒と一緒に行なってもらうように促すことが多いでしょう。なかには消毒と同時に検温できるタイプや、顔を検知して表面温度から測定するタイプもあり、多くの来客対応が必要となる受付では、一台で何役も果たす万能なアイテムを導入しています。
 

ソーシャルディスタンスの確保

人と人との距離をあける、ソーシャルディスタンスの確保も感染対策として行なっています。特に受付では行列ができることも多いため、床などに目印をつけ、お客様が安心して待っていただけるような配慮をしています。
そのほかには、椅子の座席をあけて座るように促す目印や、机を使用する場合などにもソーシャルディスタンスを意識した取り組みがされているでしょう。
 

エレベーターの人数制限、稼動制限

受付ではエレベーターにお客様をご案内することもありますが、密になることを防ぐため、エレベーターに乗る人数を制限していたり、稼働するエレベーターの数を減らしているところも多くあります。
一度に利用できる人数が制限されると効率が悪くなりますが、安心して利用してもらうための配慮のため、利用する側にも理解をしてもらう必要があります。
 

換気

基本的に受付は入り口からすぐの場所にあるため、外の空気も入りやすい環境です。ですが立地によってはこまめに換気を行う必要があるため、窓を開けたり玄関となる入り口のドアを開けておくなどの対策をしています。
 
 

2、まとめ

 

受付業務で行なっている感染対策とは?事例をご紹介
 
受付業務では多くの人の対応をしなくはいけないため、感染対策には力を入れているところが多いでしょう。受付で働く立場として、こまめに手洗いやアルコール消毒をするなどの自己管理も必要になります。
感染対策に積極的に取り組みをしている、安心して働ける職場を選ぶようにしましょう。