• 1、受付で働くための資格は必要？
• 2、取っておくと便利な資格
• 3、資格があるときの給与変化
• 4、まとめ

１、受付で働くための資格は必要？

受付は資格がなくても働けます。専門的な技術や知識を要する仕事内容というわけではないので、働きながら覚えられる仕事がほとんどでしょう。ただ求められるスキルとしては、簡単なPC作業や基本的なビジネスマナー、笑顔で対応することやコミュニケーション能力の高さなどが受付には必要な部分と言えます。
さらに学歴に関しても問われることはほとんどないと思って良いでしょう。高卒以上であれば、たいていどの受付の仕事でも挑戦することができます。雇用形態は派遣社員が多いので、派遣会社の募集条件を満たしていれば応募することが可能です。なかには派遣会社に正社員として採用されたり、正社員として直接雇用されて活躍できる受付のお仕事もあります。
学歴や資格の有無というよりかは、受付の仕事に適性があるかどうかが重要視されるでしょう。

２、取っておくと便利な資格

資格がなくても働ける受付のお仕事ですが、あると便利な資格をご紹介します。
 
・秘書検定
・TOEICや英検
・ビジネス実務マナー検定
・医療事務
・MOS（マイクロソフト オフィス スペシャリスト）
 
これらは取っておくと受付の仕事に活かすことができる資格です。受付はマナーや礼儀、言葉遣いなどのスキルを求められるため、それらに関する資格を取っておくと非常に有利となるでしょう。
またワードやエクセルなどのパソコンを使った事務作業をすることもあるので、パソコンに関する資格もあると便利です。秘書検定は面接の際にアピールすることもでき、受付の仕事にも大きく活かすことができる資格とも言えるので、取っておいても損はないでしょう。
さらに語学力が必要なお仕事なら英語の資格、病院での勤務をするなら医療系の資格を取るなど、自分の働くジャンルや求められる能力に応じた資格取得を目指しましょう。

３、資格があるときの給与変化

 
資格があればそのことを考慮した待遇を受けられる場合もあります。その待遇があるかどうかを知るためには、求人募集の項目で「資格手当」がもらえるかをチェックしておきましょう。
ただ必須の資格というわけではないので、給与に反映されない場合もあります。資格があるから直接給与アップを見込めるというのではなく、資格があることで仕事の質が向上し給与に反映されることを目指しましょう。

４、まとめ

受付のお仕事では資格や学歴などは求められません。どのような人でも働きやすいので資格を持っていなくても学歴に自信がなくても、適性があれば挑戦することができるでしょう。
ただ取っておくと有利になったり仕事に役立つ資格はあります。資格の有無で採用が決まることはなくても、「受付のお仕事のために勉強をした」というやる気を評価されることで、採用につながるケースはあるかもしれません。
自分のスキルアップにもなる資格は、少しずつでも良いので取得に向けて勉強をすると、いずれ受付のお仕事に活かすことができるでしょう。